「Fate」シリーズなどで知られるゲームブランド「TYPE-MOON」のビジュアルノベルゲーム「魔法使いの夜」のSteam版が、2023年12月14日に発売される。同ゲームは、2012年4月12日に発売されたPC用ゲームが、フルボイス化、フルHD化され、PS4、ニンテンドースイッチに移植され、2022年に発売された。移植版のSteam版が発売されることになった。2023年9月10日に開催されたアニプレックスのオンラインイベント「Aniplex Online Fest 2023」で発表された。
「魔法使いの夜」は、「空の境界」「Fate」シリーズなどの奈須きのこがシナリオを手がけ、こやまひろかずがグラフィックを担当した。奈須が「月姫」発売前に執筆した未発表小説が源流にあり、1980年後半を舞台に、田舎から都会に出てきた高校生の静希草十郎が、見習い魔法使いの蒼崎青子、イギリス出身の魔女・久遠寺有珠と出会い、3人が古びた洋館で共同生活を営むことになる……というストーリー。
戸松遥が蒼崎青子(あおざき・あおこ)、小林裕介が静希草十郎(しずき・そうじゅうろう)、花澤香菜が久遠寺有珠(くおんじ・ありす)をそれぞれ演じる。ゲームは、英語、中国語簡体字、中国語繁体字にも対応する。
同作は、アニメ化され、劇場版アニメとして公開されることも話題になっている。