全日本模型ホビーショー:ガンプラ新商品続々 HGデストロイガンダム ナラティブガンダムC装備がMG Ver.Kaに 「水星の魔女」も

 模型の展示会「第61回全日本模型ホビーショー」が9月29日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕した。バンダイスピリッツのブースでは人気アニメ「ガンダム」シリーズのプラモデル(ガンプラ)の新商品が発表された。

 新商品の中でも注目を集めているのが「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」に登場するデストロイガンダムのプラモデル「HG 1/144 デストロイガンダム」だ。ビッグサイズのプラモデルで、MA(モビルアーマー)形態に変形するギミックを備える。豊富なビームエフェクトも付属する。2024年3月に発売。価格は1万4300円。

 「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」のナラティブガンダムC装備のプラモデルが「MG Ver.Ka」シリーズから「MG 1/100 ナラティブガンダムC装備 Ver.Ka」として発売されることも発表された。「MG Ver.Ka」は、デザイナーのカトキハジメさんがプロデュースするブランド。「サイコフレームはユニコーンから流用」「コア・ブロック・システム搭載型ガンダム」であることがデザインコンセプトで、最新のガンプラ技術が投入されるという。詳細は今後、発表される。

 「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のプラモデル用の拡張パーツセット「HG 1/144 機動戦士ガンダム 水星の魔女 MS拡張パーツセット1」が発売されることも話題になっている。「HG」シリーズのダリルバルデ、ガンダム・ファラクト、ミカエリス用の拡張パーツ、ディランザ(グエル専用機)用のビーム刃のセットで、価格は2200円。今後、バンダイナムコグループの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」で予約を受け付ける。

 「全日本模型ホビーショー」は1963年にスタートした模型の展示会。今回はバンダイスピリッツやタミヤ、壽屋、青島文化教材社、グッドスマイルカンパニーなどが出展している。9月29日は関係者向けの業者招待日で、9月30日、10月1日が一般公開日となる。入場料は当日券が1200円で、前売り券が1000円。中学生以下は無料。