少年ジャンプ+:海外向けマンガアプリがサブスクサービス開始 連載中80作品以上が読み放題

 集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」の編集部が運営する海外向けマンガアプリ「MANGA Plus by SHUEISH」のサブスクリプションサービス「MANGA Plus MAX」が10月4日に提供を開始した。二つの課金プランがあり、「Standard」コースでは、連載中の80作品以上が第1話から最新話まで読み放題となる。「Deluxe」コースでは、完結した作品を含む190作品以上が読み放題となる。対象作品や価格など詳細は国・地域によって異なる。

 同編集部は、サブスクリプションサービスの提供について「一番の狙いは、海外の読者が、新たな作品と出会いやすい環境を作ること。もう一つの狙いは、連載を追ってくれる読者が全世界に広がることで、世界的なヒット作をジャンプグループからより生まれやすくすることです」とコメントを寄せている。

 サブスクリプションサービスの開始に伴い、同編集部は10月12日から米ニューヨークで開催されるイベント「ニューヨークコミコン 2023」に初出展する。「ONE PIECE(ワンピース)」「僕のヒーローアカデミア」「呪術廻戦」「SPY×FAMILY」「怪獣8号」「チェンソーマン」「【推しの子】」の7作品を中心に複製原画の展示や、フォトスポットの設置、特製ノベルティーの配布などを実施する。

 「MANGA Plus by SHUEISH」は、2019年1月にサービスを開始した「少年ジャンプ+」編集部が運営する海外向けのマンガアプリ・ウェブサービス。連載作品の最新話を英語、スペイン語、タイ語、ポルトガル語、インドネシア語、ロシア語、フランス語、ベトナム語の8言語で公開している。「週刊少年ジャンプ」「少年ジャンプ+」「ジャンプSQ.」「週刊ヤングジャンプ」などの連載作品を公開。マンスリーアクティブユーザーは600万以上。