ドラゴンボール:アニメ完全新作「ドラゴンボールDAIMA」制作 6年ぶりアニメシリーズ

 鳥山明さんのマンガが原作の人気アニメ「ドラゴンボール」の完全新作シリーズ「ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)」が制作され、2024年秋に世界に向けて展開されることが分かった。「ドラゴンボール」の40周年を記念したアニメで、アニメシリーズの新作は2018年3月に放送を終了した「ドラゴンボール超(スーパー)」以来、約6年ぶりとなる。新作は、原作者の鳥山さんがストーリー、キャラクターデザイン、設定などを担当する。

 鳥山さんは、乗り物やモンスター、モブキャラクターなどの設定を描き下ろし、タイトルの「ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)」は鳥山さんが「これまでとはまた違った強めなネーミングを」と考案したという。鳥山さんは「DAIMAというのは造語で、漢字では『大魔』、英語では『Evil』といった感じでしょうか」と説明している。

 体が小さくなってしまった孫悟空やベジータが登場するティザー映像がYouTubeで公開された。悟空は“ある陰謀”で小さくなってしまったといい、鳥山さんは「悟空は体の小ささを補うために、久しぶりに如意棒を使っての戦闘が懐かしいかも」とコメントしている。

 孫悟空役の野沢雅子さんは「新作の『ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)』の映像、すごかったですね~! 悟空も、とっても可愛らしくてすてきでしたね! どんな陰謀で悟空があの姿になってしまったんでしょうか? とっても気になりますけど、詳しい内容については……まだ内緒なんですって! 私も一緒にワクワクしながら、新しいアニメを楽しみに待っていたいと思います! ぜひご期待くださいね!」とコメントを寄せている。

 「ドラゴンボール」は「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1984~95年に連載された人気作。テレビアニメは、「ドラゴンボール」が1986年2月~1989年4月、「ドラゴンボールZ」が1989年4月~1996年1月、「ドラゴンボールGT」が1996年2月~1997年11月に放送。鳥山さんが手がけた完全新作のオリジナルストーリー「ドラゴンボール超」が2015年7月~2018年3月に放送された。