生田絵梨花:ディズニー100周年記念作「ウィッシュ」のヒロインの日本語版声優に

 元「乃木坂46」で俳優の生田絵梨花さんが、ウォルト・ディズニー・カンパニーの創立100周年記念作品として製作された劇場版アニメ「ウィッシュ」(12月15日公開)の主人公・アーシャの日本語吹き替え版声優を務めることが分かった。米国のディズニー本社で行われたオーディションで大役をつかんだ。生田さんは「涙が出てしまいました。(ディズニー作品の声優は)夢だったので、うれしかったです。“願い”がかないました!」と喜んでいる。

 「ウィッシュ」は、「アナと雪の女王」のスタッフ陣が製作したディズニー・アニメーション最新作。ディズニー作品が描き続けてきた“願いの力”を「真正面から描く」ことがテーマ。舞台はどんな願いもかなうといわれているロサス王国。

 主人公でヒロインの17歳の少女アーシャが、ある出来事によって夢のような王国に隠された秘密を知り、ディズニー史上最も恐ろしい“ヴィラン”に立ち向かうというストーリー。アーシャの声優は、映画「ウエスト・サイド・ストーリー」で第94回アカデミー賞助演女優賞を受賞したアリアナ・デボーズさんが務める。

 生田さんはオーディションで、「確かな演技力」「高い歌唱力」「まっすぐさと透明感の中にある力強さを感じさせる声」がアーシャ像と合致することから、日本語吹き替え版の声優に選ばれた。

 生田さんが登場する特別映像も公開された。生田さんが「ウィッシュ」のキャラクター“スター”と共演する映像で、生田さんがスターに導かれるように走り出すと、美しい満天の星空が広がり、シンデレラ城も出現。100周年記念の新ディズニー・ヒロインの紹介にふさわしい特別映像となっている。