和月伸宏さんの人気マンガ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」の新作テレビアニメの第17話「決着」が、フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」ほかで10月26日に放送される。
師である石動雷十太の剣を受けた塚山由太郎は、右腕に重傷を負い、二度と剣が振れなくなってしまう。由太郎とケンカばかりしていた明神弥彦だが、彼の剣術にかける思いは誰よりも知っている。弥彦は由太郎の手を取り、剣心と雷十太の決闘を見届けるために診療室を出る。夜の林道で、怒りの剣心と雷十太の対決が始まった。
「るろうに剣心」は、1994~99年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された人気マンガ。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心が明治維新後、不殺を誓った流浪人として、新たな時代の生き方を模索していく姿を描いた。新章の「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-」が、2017年から月刊マンガ誌「ジャンプSQ.(スクエア)」(同)で連載中。1996年に初めてテレビアニメ化され、1997年に劇場版が公開された。1999年以降、3作のOVAが制作された。俳優の佐藤健さん主演で実写映画化されたことも話題になった。
新作アニメは原作者の和月さんがキャラクターデザインやシナリオなど全編にわたり完全監修し、原作を第1話から再構築する。「ストライク・ザ・ブラッド」などの山本秀世さんが監督を務め、「アルスラーン戦記」「東京リベンジャーズ」などのライデンフィルムが制作する。