戦隊大失格:竜神戦隊ドラゴンキーパー声優発表 “レッド”は中村悠一 井上剛、小野賢章、鳥海浩輔、M・A・Oも

 春場ねぎさんのマンガが原作のテレビアニメ「戦隊大失格」の主人公・戦闘員Dの宿敵となる竜神戦隊ドラゴンキーパーの5人のキャストが発表された。中村悠一さんがリーダーであり市民からの絶対的な信頼を得るレッドキーパーを演じるほか、井上剛さんがブルーキーパー、小野賢章さんがイエローキーパー、鳥海浩輔さんがグリーンキーパー、M・A・Oさんがピンクキーパーをそれぞれ演じる。

 MANTANWEBで他の画像を見る

 竜神戦隊ドラゴンキーパーは、平和を守るため怪人と戦い続ける市民の憧れの的だが、実は怪人軍団に秘密の協定“毎週末、地上侵攻し敗れ散る”を結ばせた張本人。リーダーのレッドキーパーを演じる中村さんは「ヒーローはどのようにしてヒーローとして居続けられるのか。ふと脳内に浮かぶそんな疑問に、この作品は『ある意味で』答えてくれるかもしれません。価値観が全て覆った時そこにどんなドラマが待っているのかを本作で楽しんでもらえたらうれしいなと思います」とコメントを寄せている。

 竜神戦隊ドラゴンキーパーの裏の顔が垣間見えるPVもYouTubeで公開された。

 「戦隊大失格」は、2021年2月に「週刊少年マガジン」(講談社)で連載を開始。悪の怪人軍団の末端戦闘員である戦闘員Dが、正義の味方だと思われていた竜神戦隊ドラゴンキーパーと戦う異色のアンチヒーローマンガ。怪人たちの侵攻を食い止める竜神戦隊ドラゴンキーパーは、全人類から羨望(せんぼう)のまなざしを向けられていたが、実は怪人側が必ず負けることを義務付けられた茶番劇だった。戦闘員Dがやりたい放題の“とんでもスーパー戦隊”をぶっ潰すため、立ち上がることになる。

 アニメは、さとうけいいちさんが監督を務め、Yostar Picturesが制作する。小林裕介さんが主人公で、悪の怪人軍団の末端戦闘員である戦闘員Dを演じるほか、梶田大嗣さん、矢野優美華さんが声優として出演する。TBS系全国ネットで2024年に放送される。