テレビアニメ「葬送のフリーレン」の第12話「本物の勇者」のカットが公開された。第12話は、80年前に勇者ヒンメルが抜いたとされる“勇者の剣”に隠された歴史、シュタルクの過去が初めて語られる。公開されたカットには、ヒンメルやシュタルクが描かれている。
フリーレンたちは80年前に、世界を滅ぼす災いを撃ちはらう者しか抜けない“勇者の剣”をヒンメルが抜いた剣の里にやってくる。フリーレンの脳裏に、80年前当時のことがよみがえってくる。第12話は、日本テレビのアニメ枠「FRIDAY ANIME NIGHT(フラアニ)」で11月24日午後11時に放送される。
「葬送のフリーレン」は、山田鐘人さん原作、アベツカサさん作画のマンガで、「週刊少年サンデー」(小学館)で2020年4月に連載をスタートした。魔王を倒した勇者一行の魔法使いで、エルフゆえに長寿であるフリーレンが仲間の死を経験し、“人を知るため”に旅をすることになる。
アニメは、「ぼっち・ざ・ろっく!」などの斎藤圭一郎さんが監督を務め、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」などのエバン・コールさんが音楽を担当。マッドハウスが制作する。
種崎敦美さんが主人公・フリーレンを演じるほか、市ノ瀬加那さん、小林千晃さんらが声優として出演する。音楽ユニット「YOASOBI」がオープニングテーマ「勇者」、miletさんがエンディングテーマ「Anytime Anywhere」を担当するなど豪華スタッフ、キャストが集結したことも話題になっている。