からかい上手の高木さん:永野芽郁主演で実写映画化 西片役は高橋文哉 10年後描くオリジナルストーリー

 累計発行部数が1200万部を超え、アニメ化もされた人気マンガ「からかい上手の高木さん」が実写映画化されることが、分かった。俳優の永野芽郁さん主演で、2024年5月31日に公開される。原作の中学生時代から10年後を描いたオリジナルストーリーで、高木さんにいつもからかわれていた西片を高橋文哉さんが演じる。

 原作は山本崇一朗さんが月刊マンガ誌「ゲッサン」(小学館)などで連載し、今年10月に完結した人気作。隣の席になった女の子・高木さんに何かとからかわれる男の子・西片のからかいをめぐる日常を描くストーリーが話題を呼び、テレビアニメ化、劇場版アニメ化されたほか、来年3月からは実写ドラマが放送される。

 映画では、西片のことをからかっていた中学生時代から10年が経ち、教育実習生として母校へ帰ってきた高木さん(永野さん)と、大人になり母校で体育教師となった西片(高橋さん)の物語が描かれる。ドラマ版の監督も務める今泉力哉監督がメガホンを取り、原作者の山本さんの出身地である香川県小豆島で全編撮影が行われた。