故・水木しげるさんのマンガが原作のテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期の劇場版「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」の観客動員数が115万人を突破したことが分かった。同作は11月17日に公開され、12月26日までの39日間で、累計観客動員数が約116万1000人を記録。興行収入は16億5000万円を突破するなど大ヒットしている。動員115万人突破を記念し、キャラクターデザイン担当の谷田部透湖さんが描いた鬼太郎の父と水木のイラストが公開された。
鬼太郎の父を演じた声優の関俊彦さんは「動員115万人突破!と聞いて、何ともうれしい驚きと同時に、身が引き締まる思いもしています。静かにゆっくりと始まったこの映画がこれほどの数字を達成できたのは、人から人へと口コミが広く浸透していったことの積み重ねにほかなりません。すてきなスタッフとキャストに恵まれてこの作品を送り出すことができたことを誇りに思うと共に、映画を見てくださったたくさんの皆さまに、心から感謝申し上げます」とコメントを寄せている。
水木役の木内秀信さんは「たくさんの皆様が劇場に足を運んでくださっていること、心よりお礼申し上げます。僕自身、見るたびに新しい発見や考えさせられる場面があり何度も入村を繰り返していますが、その度にほとんどの客席が埋まっていることに大変驚いております。お陰様で上映期間も延長されたようですので、いまだ鑑賞されていない方がいらっしゃいましたらお誘い合わせのうえ、ぜひお近くの映画館へ!」と話している。
「ゲゲゲの鬼太郎」の劇場版が公開されるのは、テレビアニメ第5期の劇場版として2008年12月に公開された「劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!」以来、約15年ぶりで、水木さんの生誕100周年を記念して公開されることになった。