高橋留美子さんの人気マンガ「うる星やつら」の完全新作テレビアニメの第25話が、1月18日深夜からフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」ほかで放送される。第25話は「想い出ボロボロ!?」「想い出のアルバム」「涙の家庭訪問 激闘の藤波家編」の3本立て。
「想い出ボロボロ!?」では、竜之介が銭湯の入口で仲が良さそうな母娘とすれ違う。その帰り道、住宅街の木にぶら下がったまま寝ていたテンを拾い、あたるの家に届ける。夕食に呼ばれた竜之介は、諸星家の一家だんらんを前にして、母のいない自身を振り返る。
「想い出のアルバム」では、竜之介の母が、死んだのではなく出て行ったことが明かされる。母の顔を覚えていない竜之介は、あたるやラムらと一緒に母が写った写真を探すべく、家中を大捜索する。
「涙の家庭訪問 激闘の藤波家編」は、温泉マークが登場する。温泉マークは、生徒たちの家庭訪問を前に神妙な面持ちで歩いていた。一筋縄ではいかない訪問が始まる。
「うる星やつら」は、「めぞん一刻」や「らんま1/2」「犬夜叉」などでも知られる高橋さんの代表作の一つ。高橋さんは、1978年に「勝手なやつら」でデビューし、「うる星やつら」は1978~87年に「週刊少年サンデー」(小学館)で連載された。趣味はガールハントの高校生・諸星あたると、地球に来た鬼族の娘・ラムの日常が描かれた。テレビアニメがフジテレビ系で1981年10月~1986年3月に放送された。
新作アニメは、同作を刊行する小学館の創業100周年を記念して、原作のエピソードを選び抜き、全4クールでテレビアニメ化される。「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」などの高橋秀弥さん、木村泰大さんが監督を務め、david productionが制作する。第1期が2022年10月から連続2クールで放送された。
第2期が1月から放送中。