日向夏さんのライトノベルが原作のテレビアニメ「薬屋のひとりごと」の第23話「鳳仙花と片喰」が、日本テレビ系で3月16日深夜1時に放送される。
猫猫は青い薔薇を完成させたが、ついに実の父・羅漢と対峙(たいじ)することになる。軍師であり象棋も得意な羅漢に、猫猫は条件付きの象棋の勝負を申し込む。その条件とは、猫猫が勝ったら、羅漢が緑青館の妓女を身請けすることだった。勝負の行方にハラハラする壬氏と高順が見守る中、勝利を重ねる羅漢だが、“毒”を仕込んだ酒を用意した猫猫には作戦があった。
「薬屋のひとりごと」は、ライトノベルがヒーロー文庫(イマジカインフォス)から刊行されており、コミカライズも人気を集めている。アニメは「魔法使いの嫁」などの長沼範裕さんが監督を務め、TOHO animation STUDIOとOLMがタッグを組んで制作する。
舞台は、とある大陸の華やかな後宮で、毒見役の少女・猫猫が、美形の宦官・壬氏と共に陰謀やウワサのひしめく後宮で起きる事件に巻き込まれていくことになる。悠木碧さんが猫猫、大塚剛央さんが壬氏をそれぞれ演じる。