テレビアニメ化もされた市川春子さんの人気マンガ「宝石の国」が、4月25日発売の連載誌「月刊アフタヌーン」(講談社)6月号で最終回を迎えた。約12年の連載に幕を下ろした。作者の市川さんは「『宝石の国』は今話で最終回となります。約12年間どうもありがとうございました。描いていて面白く、予定通り終わることができてよかったです」と感謝のコメントを寄せている。
同号は「宝石の国」が表紙、巻頭を飾り、「真に美しい世界へ」と掲載された。コミックス最終13巻が2024年秋に発売される。特装版も同時発売。完結を記念し、講談社のウェブマンガサービス「コミックDAYS」で、全話(最終回を除く)無料公開キャンペーンを実施している。4月29日まで。
「宝石の国」は、2012年に同誌で連載を開始した。かつて「にんげん」が存在したと言われる遠い未来を舞台に、宝石の体を持つフォスフォフィライトらの戦いが描かれた。2020年12月から約1年半にわたり休載されていたが、2022年6月に連載を再開した。テレビアニメが2017年10~12月に放送された。