爆上戦隊ブンブンジャー:追加戦士は“ブンバイオレット” 演じるのは宮澤佑 花江夏樹が相棒の声担当

 スーパー戦隊シリーズ「爆上戦隊ブンブンジャー」(テレビ朝日系、日曜午前9時半)に、追加戦士として俳優の宮澤佑さんが演じるブンバイオレット/焔先斗が登場することが明らかになった。さらに、相棒で機械生命体型宇宙人のビュン・ディーゼル(ビュンディー)も登場。ビュンディーの声は声優の花江夏樹さんが務める。6月16日の第16話から登場する。

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 宮澤さんが演じる先斗は宇宙を股に掛ける「始末屋」。ライフラインの故障から政治のいざこざ、子どものケンカまで、あらゆるトラブルの解決を図るトラブルシューターだが、トラブルの状況がこじれた状態を「カオス」と呼んで、楽しむ一面も持ち合わせている。

 元々は地球出身の先斗だが、相棒のビュン・ディーゼルと共に数多の修羅場をくぐり、10数年ぶりに地球にやってきた。先斗は「ブンブンコントローラー」を使ってブンバイオレットにチェンジするが、大也ら「ブンブンジャー」とは何かが違うという役どころだ。

 特撮作品のオーディション10回以上受けてきたという宮澤さんは「20代ラストということもあり、ラストチャンスかなと思っていたので、出演が決まった時はめちゃくちゃテンションが上がりました」とコメント。「先斗は心に大きな闇を抱えていて、それを拭おうと必死に生きてきた不器用な人間だと思っています。それゆえに歪な人間形成から楽しさやワクワクすることを追求したり、自信過剰で上から目線、少し口が悪かったり、思ったことをすぐ口に出したりと普通の人とは少しズレています。でも、そんな中にも少し可愛げのあるキャラクター」と話している。

 花江さんは、出演が決まった際に娘2人に「ブンブンジャー」を見せたところ大いにハマっていると告白。「私自身も子どもの頃から毎週楽しみに観ていたスーパー戦隊シリーズにまさか参加できるとは思っておりませんでした。当時の花江少年に伝えてあげたいですね」とコメントした。

 「今回、ビュンディーもそうですが変身アイテムの声も担当しております。自分の声が入ったおもちゃで子供達に遊んでもらえると思うと感慨深いですね。冷静に先斗をそっと支えるような、それでいてお茶目なビュンディーを、そして『ブンブンジャー』をよろしくお願いいたします!」とアピールしている。