堀越耕平さんのマンガが原作のアニメ「僕のヒーローアカデミア」の劇場版最新作「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト」(岡村天斎監督、8月2日公開)にモデルで俳優の生見愛瑠さんがゲスト声優として出演することが分かった。生見さんは“ヒロアカファン”を公言しており、「ヒロアカの一ファンとして、作品をずっと見ていたのでこのようなお話をいただけるなんて夢みたいで、ずっと挑戦してみたかった声優のお仕事もとってもうれしかったです!」と喜びを語っている。宮野真守さんがゲスト声優として出演することも発表された。
生見さんと宮野さんは、堀越さんがキャラクター原案を手がけた劇場版オリジナルキャラクターのアンナ・シェルビーノ、ジュリオ・ガンディーニをそれぞれ演じる。生見さんが演じるアンナは資産家シェルビーノ家の令嬢で、ある特別な“個性”を持つことから、最新作の敵<ヴィラン>ダークマイトに執心されてしまう。
生見さんは収録について「分からないことだらけですごく緊張していたのですが、たくさんの方に助けていただいて楽しくアフレコできました。ヒロアカの世界に自分も入ることができて幸せでした。たくさんの方に届きますようにと思いを込めて参加させていただきました」と語っている。
宮野さんが演じるジュリオは、シェルビーノ家に仕える執事で、普段は冷静沈着で言動も丁寧だが、時折粗暴な素の部分が垣間見える謎めいた男。宮野さんは「自分がまさか、『ヒロアカ』に出演できるなんて、本当に光栄に思います!」とコメント。
ジュリオについて「謎に包まれた存在ではありますし、それこそ、役どころを話してしまっては、この映画の最大のネタバレになってしまうので(笑い)、なかなかコメントは難しいのですが、彼のある方向に特化した“個性”は、この物語のフックになりますし、キーであるアンナの存在は、彼の行動理念の中で、とても切り離せないものです。なので、ジュリオとアンナの関係には、ぜひ注目してほしいです! この映画で僕は、『ヒーロー』のあり方をまた深く考えさせてもらいました。たくさんの方にご覧いただきたいです! どうぞ、公開をお楽しみに」とコメントを寄せている。
最新作は、2021年公開の劇場版アニメ第3作「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション」以来、約3年ぶりの劇場版アニメ。テレビアニメ第7期と同じ時系列で、デクたちヒーローと敵<ヴィラン>の最終決戦の直前、世界を揺るがす大きな事件が巻き起こる。ヒーロー・オールマイト役の三宅健太さんが、オールマイトそっくりの敵<ヴィラン>のダークマイトを一人二役で演じる。
「僕のヒーローアカデミア」は、「週刊少年ジャンプ」で2014年7月に連載をスタート。人口の約8割が超常能力・個性を持つ世界を舞台に、デクこと緑谷出久が最高のヒーローを目指す姿を描いている。コミックスの全世界累計発行部数は1億部以上。
テレビアニメ第7期が、読売テレビ・日本テレビ系で毎週土曜午後5時半に放送中。