名探偵コナン 100万ドルの五稜星:シリーズ初の動員1000万人突破 興収144億円の大ヒット

 人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版最新作となる第27作「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」の観客動員数が1000万人を突破したことが分かった。劇場版「名探偵コナン」シリーズの観客動員数が1000万人の大台に達するのは初めて。4月12日の公開から6月2日までの52日間で、観客動員数が1006万人を突破し、同シリーズの新記録を打ち立てた。興行収入は144億円を突破するなど大ヒットしている。

 同作は、公開3日間で興行収入が約33億5000万円、観客動員数が約227万人を記録し、ロケットスタートを切った。公開から22日間で興行収入が100億円を突破。シリーズアニメの興行収入が2作連続で100億円を突破するのは、邦画史上初の快挙となった。公開から45日間で、約140億1000万円を記録し、昨年4月公開の第26弾「名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)」が記録した興行収入約138億円8000万円を超え、劇場版「名探偵コナン」シリーズの歴代最高興行収入記録を更新した。

 「100万ドルの五稜星」は、北海道・函館にある斧江財閥の収蔵庫に、怪盗キッドからの予告状が届く。キッドが幕末を生きた新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀を狙うという。西の名探偵・服部平次と江戸川コナンたちも、函館で開催される剣道大会のために現地を訪問。犯行予告当日、平次がキッドの変装を見破り、追い詰める。