ロード・オブ・ザ・リング:神山健治監督による初のオリジナル長編アニメが12月に公開

 大ヒット映画「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの初となるオリジナル長編アニメ「THE LORD OF THE RINGS:THE WAR OF THE ROHIRRIM(原題)」が、劇場版アニメとして12月に公開されることが明らかになった。「攻殻機動隊S.A.C.」「東のエデン」などで知られる神山健治さんが監督を務める。「ロード・オブ・ザ・リング」の183年前の世界を舞台に、映画3部作で映像化された“一つの指輪”を巡る壮大な冒険へとつながる、まだ誰も知らない伝説の戦いが描かれる。ローハン王家のメンバーが描かれたカットも公開された。主人公・王女ヘラや、ヘルム王を囲むヘラ、ハレス、ハーマ、幼馴染にして最大の敵になってしまうウルフが描かれている。

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 アニメは、映画「ロード・オブ・ザ・リング」3部作を手がけたニュー・ライン・シネマとワーナー・ブラザース・アニメーションがタッグを組み、Sola Entertainmentが制作する。3部作の183年前の“中つ国”が舞台で、「ロード・オブ・ザ・リング」に登場した騎馬民の国ローハンの伝説として語られた戦いや、角笛城、ヘルム峡谷の由来が明らかになる。

 Studio Sola Entertainmentのジョセフ・チョウさん、「ロード・オブ・ザ・リング」3部作、「ホビット」3部作の脚本を手がけたフィリッパ・ボウエンさんがプロデューサーを務める。

 「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズは、J・R・R・トールキンのファンタジー小説「指輪物語」が原作。中つ国を舞台にホビットのフロドら仲間たちが、邪悪な指輪を巡り、冒険を繰り広げる。映画第1部「ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間」が2001年、第2部「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」が2002年、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」が2003年に公開された。