鬼滅の刃:「柱稽古編」最終話60分SP、視聴率は6.4%

 吾峠呼世晴さんの人気マンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」の新作テレビアニメ「柱稽古編」の最終話となる第8話「柱・結集」が、フジテレビ系で6月30日午後11時15分から60分スペシャルとして放送され、平均視聴率(関東地区、ビデオリサーチ調べ・以下同)は世帯6.4%、個人3.6%だった。

 最終話放送後には、「柱稽古編」に続く新作アニメ「無限城編」が、劇場版3部作として制作されることが発表され、話題になった。

 「柱稽古編」の最終回では、鬼の始祖・鬼舞辻無惨と、鬼殺隊のお館様こと産屋敷耀哉が邂逅(かいこう)を果たした。お館様の危機に、竈門炭治郎や柱が集結し、無惨と対峙(たいじ)。鬼殺隊と無惨との決戦の火蓋(ひぶた)が切って落とされた。

 「鬼滅の刃」は、家族を鬼に殺された竈門炭治郎が、鬼に変異した妹・禰豆子を人間に戻すために鬼殺隊へ入隊する……というストーリー。原作は、2016~20年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された。コミックスの累計発行部数は1億5000万部以上。

 テレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」が2019年4~9月に放送され、2020年10月公開の劇場版「無限列車編」が国内歴代興行収入1位となる約400億円を記録するなど大ヒットした。「遊郭編」が2021年12月~2022年2月、「刀鍛冶の里編」が2023年4~6月に放送された。

 「柱稽古編」は、鬼舞辻無惨との戦いに備え、鬼殺隊の最強の剣士・柱による“柱稽古”が描かれた。5月12日に放送をスタートし、6月30日に最終回を迎えた。