池田理代子さんの名作マンガ「ベルサイユのばら(ベルばら)」の新作劇場版アニメとサンリオキャラクターズがコラボすることが分かった。1972年の連載開始から約50年の時を経て新作劇場版アニメが公開される「ベルばら」と、今年50周年を迎えたハローキティらサンリオキャラクターズがコラボすることになった。サンリオのキャラクターが「ベルばら」のキャラクターに扮(ふん)したコラボビジュアルが公開された。
コラボビジュアルは、劇場版アニメ「ベルサイユのばら」のティザービジュアルをイメージしており、ハローキティが男装の麗人・オスカル、マイメロディがマリー・アントワネットに“変身”。ハローキティと幼なじみのディアダニエルは、オスカルの幼なじみ・アンドレに、ポチャッコはフェルゼンになりきっている。今後、コラボグッズの発売も予定している。
「ベルサイユのばら」は、1972~73年に「週刊マーガレット」(集英社)で連載された池田さんの名作マンガ。18世紀後半のフランス革命の時代、男装の麗人オスカルと、隣国オーストリアから嫁いできた純真無垢(むく)な王妃マリー・アントワネットらの愛と人生が美しく描かれた。
劇場版アニメは、「アオハライド」「チア男子!!」などの吉村愛さんが監督を務め、「呪術廻戦」「チェンソーマン」で知られるMAPPAが制作する。沢城みゆきさんがオスカル、平野綾さんがマリー・アントワネット、豊永利行さんがアンドレ、加藤和樹さんがフェルゼンをそれぞれ演じる。2025年新春に公開される。