故・水木しげるさんのマンガが原作のテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期の劇場版「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」のストーリーと世界観を追体験できる初の展示イベント「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎~追憶展~」が、心斎橋パルコ(大阪市中央区)、名古屋パルコ(名古屋市中区)で開催されることが分かった。池袋パルコ(東京都豊島区)と広島パルコ(広島市中区)で開催されたイベントで、好評を受けて、巡回することになった。心斎橋パルコで11月22日~12月8日、名古屋パルコで12月28日~2025年1月14日に開催される。
同展では、キャラクターや美術設定などが展示され、ストーリーをたどりながら、キャラクターたちになりきって写真を撮影できる複数のフォトスポットや、美術の再現展示なども用意される。音声ガイド付きチケットが販売され、会場限定の鬼太郎の父、水木の音声で展示を案内する。
同作は、水木さんの生誕100周年を記念して2023年11月17日に公開された。「ゲゲゲの鬼太郎」の劇場版が公開されるのは、テレビアニメ第5期の劇場版として2008年12月に公開された「劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!」以来、約15年ぶりで、鬼太郎の父(かつての目玉おやじ)と水木が主人公で、“鬼太郎の父たちの物語”が初めて語られた。興行収入が27億8000万円を突破するなどヒットし、「第47回日本アカデミー賞」の優秀アニメーション作品賞に選ばれたことも話題になっている。