「まったく最近の探偵ときたら」が2025年テレビアニメ化

 「電撃マオウ」(KADOKAWA)で連載中の五十嵐正邦さんの人気マンガ「まったく最近の探偵ときたら」がテレビアニメ化され、2025年に放送されることが分かった。かつて高校生名探偵として脚光を浴びていたおじさん探偵と、若さあふれる自称・美少女女子高生(JK)助手の波瀾(はらん)万丈な日々を描くギャグマンガで、声優の諏訪部順一さんが主人公のおじさん探偵・名雲桂一郎、花澤香菜さんがJK助手の真白を演じることも発表された。「勇者が死んだ!」などの久城りおんさんが監督を務める。名雲桂一郎と真白が描かれたティザービジュアル、特報PVも公開された。

 同作は、2016年4月から「電撃マオウ」で連載中。コミックスが第14巻まで発売されており、累計発行部数は約90万部。最新15巻が8月27日に発売される。

 原作者の五十嵐さんは「好き勝手描いてたマンガがついにアニメになります! 辛抱強く支えてくださったファンのおかげです。ありがとうございます! とはいえ大丈夫なんでしょうか! 試食さんの乳首の色とかで大人たちがもめてましたけども!」とコメントを寄せている。

 諏訪部さんは「これまでプロモ動画やCMで演じてきた名雲をアニメでも担当できるとは! 感謝感激! まぁ何ていうか、チャリンコ手放し運転っていうか、足まで離しちゃった野放し運転って感じの作品なので、どうぞご期待ください!!」と話している。

 花澤さんは「ボイスコミックで真白ちゃんの声を担当していたので、アニメでも続投できるなんてとてもうれしいです! 今アフレコ真っ最中ですが、ゲストでいらっしゃるキャストの方々に物語の展開について『どういうことなの!?』と聞かれても、『考えずに感じてください』と返すしかありません、助けてください!!! アニメでもダイナミックに活躍する真白ちゃんたちをお楽しみに♪」とコメント。

 久城監督は「KADOKAWAさんの作品の中から本作を指名させていただきました。現場では略して『まったん』と呼ばせてもらってます。今回、娯楽作品に徹したギャグアニメとしてお送りします。気楽に楽しんでいただければと思います」と話している。