解説:「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」 謎多き新MS ゲルググ、ギャンも

 人気アニメ「ガンダム」シリーズの「機動戦士ガンダムSEED」の完全新作となる劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」の新MS(モビルスーツ)が発表されたことが話題になっている。ガンプラ(プラモデル)やフィギュアの情報も合わせて10月5日に一挙に解禁されたが、公開されたのはビジュアルのみだ。各MSの搭乗者などは発表されておらず、さまざまな臆測が飛び交っている。

 ◇イモータルジャスティスには誰が乗る?

 ライジングフリーダムガンダム、イモータルジャスティスガンダムはMA形態に変形する。ガンプラの情報によると、ライジングフリーダムガンダムは、ウイングやアグニ砲の展開、腰部レールガンの砲身の伸長などによって、武器を一斉発射するハイマットフルバーストが可能だという。

 公開された第3弾PVは「キラ・ヤマト、行きます!」というせりふで始まり、ライジングフリーダムガンダムが発進するシーンが描かれているため、キラ・ヤマトが搭乗するものと思われるが、搭乗者が明らかにされていないこともあり、断定はできない。

 イモータルジャスティスガンダムは、ジャスティスガンダムと同じくビームブーメランを装備している。ジャスティスガンダムには、アスラン・ザラが搭乗していたが、PVではアスラン・ザラの姿を確認できないこともあり、ファンの間では「シン・アスカが乗るのでは?」という声もある。

 ◇ガンプラ化未発表のギャンシュトローム

 ゲルググメナース、ギャンシュトロームも話題になっている。ゲルググメナースは、ガンプラの情報によると、ゲルググのようにビームナギナタを装備しているようだ。ギャンシュトロームは、ギャンのようなシールドを装備し、PVではシールドからビームカッターを展開して戦う姿が描かれている。

 フォースインパルスガンダムSpecII、ビームマントを装備したブラックナイトスコード シヴァ、ブラックナイトスコード ルドラというMSも発表されたが、詳細はまだ分からない。

 公開された新MSで、ギャンシュトロームだけはガンプラ化が発表されていないこともあり、続報に期待したい。

 「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」は「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の続編で、C.E.(コズミック・イラ)75が舞台となる。福田己津央監督らテレビアニメのスタッフが再集結する。2024年1月26日に公開される。