テレビアニメ「進撃の巨人」の最終章となる「The Final Season(ファイナルシーズン)」の完結編(後編)がNHK総合で11月4日深夜0時から放送されることに向けて、原作者の諫山創さんがコメントを寄せた。「テレビアニメ化から10年間、長いことお付き合いいただき、本当にありがとうございます」と感謝を伝え、「今回僕の希望で少しだけラストのネームを描き直させていただきました」と原作と異なるシーンがアニメに含まれることを示唆した。
諫山さんは「完結編(後編)にあたるクライマックスシーンは、原作でも大変な作画でしたので、『MAPPAさんも大変だろうな。MAPPAさんはやめてくれって思っているだろうな。MAPPAさん、ごめんなさい。本当にごめんなさい』と思いつつも、アニメでどのように表現されるか楽しみです」と思いを語っている。
完結編(後編)は、NHK総合で11月4日深夜0時に85分スペシャルとして放送される。
「進撃の巨人」は、圧倒的な力を持つ巨人たちを相手に人類が絶望的な戦いに挑む姿を描いたマンガ。諫山さんのデビュー作で、2009年9月に「別冊少年マガジン」(講談社)の創刊タイトルとして連載をスタートし、2021年4月に最終回を迎えた。
テレビアニメのシーズン1が2013年4~9月に、シーズン2が2017年4~6月に放送された。シーズン3のパート1が2018年7~10月に、シーズン3のパート2が2019年4~6月に放送された。最終章となる「The Final Season」のパート1が2020年12月~2021年3月、パート2が2022年1~4月、完結編(前編)が今年3月に放送された。