俳優の吉高由里子さん主演の2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第3回「謎の男」が、1月21日に放送され、平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)は世帯12.4%、個人7.3%を記録。前週第2回の世帯12.0%、個人7.1%から微増した。
「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。
第3回のストーリー紹介。自分のせいで放免に捕らえられた道長を心配するまひろ(吉高さん)。しかし、父の為時(岸谷五朗さん)に謹慎を強いられたため、ただ案じることしかできない。兼家(段田安則さん)の指示で道兼(玉置玲央さん)は女官を使って帝(みかど)の食事に毒を仕込み、円融天皇(坂東巳之助さん)は急激に体が弱っていく。
政権を掌握するために二の手を打ちたい兼家は、ライバルの左大臣家の動向を探るため、為時を利用してまひろを間者として送り込む。