アニメ「チェリまほ」特別編集版制作 2024年劇場公開へ 原作者「まだまだ魔法はとけないみたいです」

 実写化もされた豊田悠さんの人気マンガが原作のテレビアニメ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(略称・チェリまほ)の特別編集版が制作され、2024年に劇場公開されることが分かった。テレビアニメの最終話となった第12話が3月27日深夜にテレビ東京ほかで放送され、特別編集版の制作が発表された。左手の薬指に指輪を着けたキャラクターの後ろ姿が描かれたティザービジュアルも公開された。

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 原作者の豊田さんは「なんと皆様の熱い応援のおかげで特別編集版の公開が決定しました! まだまだ魔法はとけないみたいです。劇場ならではの特別編を次は映画館で一緒に楽しみましょう……!」とコメントを寄せている。

 「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」は、ウェブサービス「ガンガンpixiv」で2018年から連載中のラブコメディーマンガ。30歳を迎えた会社員の主人公・安達は「触れた人の心が読める魔法」を使えるようになり、営業部エースのイケメン同期・黒沢が自分に恋心を抱いていることを知ってしまうというストーリー。2020年に俳優の赤楚衛二さん主演の連続ドラマがテレビ東京で放送され、2022年には映画が公開された。

 アニメは、奥田佳子さんが監督、声優の宮村優子さんが音響監督を務める。サテライトが制作する。声優の小林千晃さんが主人公の安達清、鈴木崚汰さんが黒沢優一をそれぞれ演じる。今年1月に放送をスタートし、3月27日に最終回を迎えた。