特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの新作「ウルトラマンアーク」に登場するウルトラマンアークが戦いで用いる“剣”と“鎧”が公開された。ウルトラマンアークの愛刀である無敵の必殺剣・アークアイソード、エネルギーの消耗でカラータイマーが赤く点滅した時にまとうことができるアークアーマーだ。
アークアイソードは、中心にウルトラマンアークの目元と同じ輪郭をたたえた剣。顔の前に手をかざすと、アークの両目と額にあるアークストーンと重なり合うように虹色の輝きと共に出現し、敵を斬る。刃を虹色に輝かせながら電光石火のごとく相手を斬り抜くアークソードフィニッシュをはじめとした斬撃を放つ。アークストーンと同じひし形のくぼみに光の使者の力を宿したアークキューブをはめこむと、光線技のアークソードビームなどさまざまな超能力技を発動することができる。
アークアーマーは、太陽の鎧・ソリスアーマーと月の鎧・ルーナアーマーの2種。ソリスアーマーは、赤い炎のようなアーマー。主人公・飛世(ひぜ)ユウマが子供の頃に思い描いた「たいようのちから」の絵にそっくりのソリスアーマーキューブの力を、神秘の変身アイテム・アークアライザーで解放することでまとうことができる。胸のソリスコアが輝くと、通常の攻撃をはるかに上回る打撃力と防御力が発揮される。接近戦が得意なパワーアーマーで、ソリスアーマーキューブの力をアークアイソードで解放し、超能力技も発動することができる。
ルーナアーマーは、青い月光のようなアーマー。ユウマが子供の頃に思い描いた「つきのちから」の絵にそっくりのルーナアーマーキューブの力をアークアライザーで解放することでまとうことができる。素早さがアップするスピードアーマーで、特に空中戦で威力を発揮する。左手にはフライングディスクのように遠距離攻撃技を放つルーナソーサーと呼ばれる円形の武器を備えている。ルーナアーマーキューブの力を、アークアイソードで解放し、超能力技を発動することもできる。
新作「ウルトラマンアーク」のテーマは「想像するチカラ」。怪獣防災科学調査所(SKIP)に入所したばかりの新米調査員で、主人公の飛世ユウマが、はるかかなたの銀河系から地球へ降り立った光の使者と一体化し、巨大なウルトラマンアークとなり、迫り来る危機から人と地球の未来を守る。「ウルトラマンX」以降、「ニュージェネレーションウルトラマン」シリーズに監督として参加してきた辻本貴則さんが初めてメイン監督を務め、「ウルトラマン」シリーズで辻本監督とタッグを組んできた継田淳さんがシリーズ構成、メイン脚本を手がける。新人俳優の戸塚有輝さんが飛世ユウマを演じる。
テレビ東京系で7月6日から毎週土曜午前9時に放送される。