映画「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」の興行収入が115億円突破 806万人動員

 古舘春一さんの人気バレーボールマンガが原作のアニメ「ハイキュー!!」の新作劇場版「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」(満仲勧監督)の興行収入が115億円を突破したことが分かった。観客動員数は806万人を突破するなど大ヒットしている。同作は、8月18日に「“もう一回がない全国一斉上映!『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』ラストマッチ」と題したイベントを実施したことも話題になった。イベントの模様は全国の劇場で生中継され、入場者特典として「ラストマッチチケット風ステッカー」も配布された。

 「ハイキュー!!」は、2012年2月~2020年7月に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載。中学時代の最後の公式戦で惨敗した日向翔陽が、惨敗した相手チームの影山飛雄と進学先の烏野高校バレー部で再会し、共に頂点を目指す姿が描かれた。シリーズ累計発行部数は6000万部以上。テレビアニメ第1期が2014年4~9月、第2期が2015年10月~2016年3月、第3期が2016年10~12月、第4期の第1クールが2020年1~4月、第2クールが同10~12月に放送された。

 劇場版は2部作で、第1部「ゴミ捨て場の決戦」は、テレビアニメ第4期で描かれた稲荷崎高校戦に続くエピソードとなり、原作でも人気の烏野高校、音駒高校との戦い“ゴミ捨て場の決戦”が描かれる。テレビアニメと同じく、Production I.Gが制作する。第1部が2月16日に公開された。日本を含む全世界の興行収入は200億円を突破している。